明けましておめでとうございます!

新年明けましておめでとうございます。

めでたい話をすべき新年早々になんですが、経済不況は好転する兆候もなく、政治では戦争の火種を作る人たちが活躍、物騒な方向に世界が少しずつ進んでいま すね。去年はウィキリークスによる機密情報の暴露が盛り上がりましたが、その中にはムビラの故郷ジンバブエのアメリカ大使館公電情報もありました。「ジンバブエのムガベ大統領の妻を含む政権上層部の人々が違法なダイアモンド取引で利益を得ている」という内容です。

 ただし、アメリカはブッシュ時代からムガベ政権を北朝鮮と並び「悪の枢軸」の一つとして非難し、経済制裁をしてきました。このリーク情報がアメリカによ るプロパガンダとして利用されている可能性があることを踏まえておかないといけません。ジンバブエ東部のムタレには、この100年で見つかった中で世界最 大と言われるマランゲ・ダイアモンド鉱山があり、ジンバブエと白人鉱山会社がこの利権を巡って争っていることが背景にあるようです。

 我々に真相は確かめようがないのですが、テレビや新聞で伝えられる情報は、距離を持って接しなければいけないなと常々思います。戦争については報道して も、戦争の本当の原因である石油、ダイヤモンドなどの資源を巡る争いを仕掛けている連中について教えてくれることはまずないでしょうから。世界のマスコミ で正義の味方のように祭り上げられた感のあるウィキリークス代表ジュリアン・アサンジ氏だって眉唾です。

 戦争は無くならず、益々戦火が広がる混沌とした時代。そんなときにムビラを弾くことの意味とはなんでしょうか?
 ジンバブエでムビラの伝統を守ってきた無名の人々にとってムビラは精神的支柱として機能してきました。イギリスから侵略してきた白人たちに支配された約 100年の中で、一時期はムビラ演奏が禁止されたこともありました。そんな時でも、彼らは秘密裏にムビラで儀式を執り行い、一族の結束を固め、自分たちの スピリットを保持して、最後には独立を達成しました。
 どんな時代だろうとも自分たちの生活と、生活の基盤となる心の平和が大事。心が落ち着かない時ムビラを手にとって弾いたなら、きっとムビラは貴方にとっ て大事な心の支えとなってくれるでしょう。日本に生きる僕たちも、ジンバブエの勇敢な名も無き人々から学び、自分たちのスピリットを守っていかないといけ ません。ムビラを持っている皆さんは、ムビラの「平和な場を作る素晴らしい力」を最大限に発揮して、それぞれの場所で平和な空間を維持していきましょう。

皆様の新しい一年が幸せとともにありますように。