レオナード・チアニケ製作ニャマロパムビラ
¥58,000
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説明
レオナード・チアニケ氏のムビラ、2019年製作の最新モデルが再入荷!
日本にはまだほとんど紹介されていませんが、彼はジンバブエの中でも最高級のムビラを作るムビラ職人兼奏者の1人。欧米からのムビラ注文は尽きず、奏者としてアメリカやバリ島に招待された経歴も持っています。
こちらのBニャマロパ・チューニングは彼の住むリンガ村で多く使われているレオナード氏のスタンダード。キーの素材はスプリングを使用し、焼いてからハンマリングを行いますので、固めですが力強いサウンドで鳴りが良いです。キーの固定はワイヤーを使用した伝統的スタイル。ガリワ(サウンドボード)はハラレからムクワの木を購入、角から小指を入れる穴に至るまで丁寧に磨いて仕上げてあり滑らかで上質。西洋楽器にも引けを取らない完成度の非常に高い1台です。
チューニング:伝統音階(ニャマロパ)
サイズ平均:縦23.0cmx横18.0cm
手のサイズ:ふつうの手~大きい人向け
キー音(主音):B
キーの本数:24本
●レオナード・チアニケ氏経歴
1953年生まれ。65歳(2018年現在)。
トーテム MHOFU モフ(エラント)
チオタ地区がチアニケ家の出身村だが、父親が乾季は建築業、雨季は農業や白人の農園の警備をしていた為、幼いころはジンバブエ各地を転々とした。
1962年チノイに住む
1964~1971年 ムジュル家と父親が親交があり、ルサぺのダンバテォーコ村に住む。9歳のそのころムビラを弾き始める。フェラドリック・ムジュルは、幼馴染でともに学校に通った仲であり、今も親交が深い。その為、毎年1、2、9月のダンバテォーコでの儀式にも参加している。祖父はンジャリ奏者、父はムビラ奏者だが、ムビラ製作はしなかった為、ムビラ製作の技術はムジュル家より学ぶ。
1971~1983年 出身村チオタに住む
1983年~ 1980年のジンバブエ独立後、1983年にリンガ村がリセトルメント(白人農地を没収し、黒人農家へ再分配した再開墾地)に移住し、現在に至る。
レオナード氏はマベンベ・チューニング、ダンバツォーコ・チューニング、カッサンガイラ・チューニング(Cニャマロパ)、ムチェンジ・チューニングなど注文に応じて製作します。中でもムチェンジ・チューニングは、幼いころ住んでいたチオタ地方で使われていた特徴のあるチューニングで彼のお気に入り。右手ネテテは、ダンバツォーコ・チューニングと同じ音程。左手上段もネテテと同じ音程になっているドンゴンダチューニングの一種で、左手下の段はダンバツォーコチューニングより一音程高い。
追加情報
重さ | 0.9 kg |
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サイズ | 15 × 13.5 × 00 cm |