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masa | MBIRA ZVAKANAKA - Part 11 skip to Main Content

天空の楽園 チマニマニ国立公園への誘い

 チマニマニ国立公園はジンバブエ東部、モザンビーク国境沿いにある高原。僕は過去に4回もトレッキングに出かけました。なぜ何度も登るのか?それは「そ こにチマニマニがあるから」ではなくて、天国のように素敵な場所だから。日本で例えるなら尾瀬に近いでしょうか。尾瀬は有数の観光地ですから大勢の登山客 が訪れます。キャンプしても、歩いていても周りを気にしないといけません。「ヤッホー」と叫びたくても遠慮しちゃいます。人里離れた山奥まで来て他人に気 を遣わなくてはならない、という矛盾をいつも日本の山では感じてしまいます。一方、チマニマニ国立公園はほとんど人に会うことがなく、雄大な自然を独り占 めできるのです。  尾瀬と同様、チマニマニ国立公園にたどり着くにはまず山を登らなければなりません。しかも、食糧、調理器具から一切合切を自分たちで全部運び上げる必要 があります。最寄のチマニマニ村からは17km程度離れ…

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パシチガレ・ムビラズ結成&ライブ動画アップ!

マズィタテグルのトンデライ&スミ、ハヤシエリカとともに結成したグループ名を『パシチガレ・ムビラズ』と決めて、本格的な活動をこの秋よりスタートしました。現在メンバーのスミはジンバブエに赴き、ガリカイ宅にステイしながら毎日修行をしております。 僕らは吉祥寺のアフリカンバー「アフリカ大陸」を拠点に毎月一回ライブを行っておりますが、毎回ものすごく盛り上がっております!店主のファンタさん、お客 さん、みんなで踊りまくっています。熱気ムンムンなライブの様子をYouTubeにアップしたのでご覧ください。本当はみんな踊っている場面もあるのです が、そうすると演奏が全然見えないので、踊っていないところだけをピックアップしています。 11月12月はライブをあと3回行う予定です。お時間のある方は是非会場に足を運んでムビラパワーを体感してくださいね。楽しんでもらえることをうけあいます。 ●11月28日(土)イラス…

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当ショップのオリジナルムビラバッグ、デゼバッグ登場!

アフリカンなメイドインジャパンのムビラバック! ム ビラをこよなく愛する手仕事ユニット「魔法の工房」さんのご協力で、このたびオリジナルムビラバックが完成しました。キテンゲ、カンガなどアフリカ各国で 作られている布をパッチワークで仕上げてあります。アフリカ産ビールのボトルトップが付いており、アフリカンPOPですごくカワイイです。 クッションにはキルト綿を使用しており、貴方の大事なムビラを衝撃から保護、内ポケットも付いています。大きめに作ってありますから大抵のムビラは入ります。もちろん手作りですから、世界でたった一つの作品。早い者勝ち、気に入った方は即GETです。 アフリカンなメイドインジャパンのデゼバックもあります。チャックでしっかりと閉まるぴったりサイズの優れもの。こちらも気に入ったらお早めにご購入ください。ショップのページはこちら

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生ホーショーが実りました!

ムビラの伴奏として、ビートを刻むのは「ホーショー」と呼ばれる楽器。世界一うるさいマラカスとしてギネスブックにも載っている(嘘だけどきっと世界一に違 いない)。ホーショーはジンバブエ産のひょうたんから作られる。ひょうたんはアフリカ原産のウリ科植物だけど、水筒、お皿や保存容器などとして、人間の役 に立つので、今では世界中に広まっており、世界最古の栽培植物だと言う。また食用としても愛されており、日本ではひょうたんの仲間「ゆうがお」が、かん ぴょうに形を変えて昔から食べられてきた。ジンバブエ滞在中に、道端で緑色をした生ひょうたんを売っていたので、買ってみたことがあった。どうやって食べ ていいか分からないので、カレーに入れてみた。味は可もなく不可もなく、味気ない。例えるならブロッコリーの茎の部分に似ているかも。 日本のひょうたんは「ボン・キュッ・ボン」とくびれのある雪だるま型が多いのに対して、ジンバ…

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ムビラの製作現場公開

ムビラがどのようにして作られているのか、みんなに知ってもらいたかったので、ガリカイ氏とアドマイア氏のムビラ製作の様子を動画で収録してYouTubeにアップしました。 動画をご覧いただければ分かるように、ムビラのキーは一本につき何百回も重たいハンマーで叩いて伸ばしていきます。映像を最後まで見ても大して進展がありません。非常に地味な作業です。 僕も一度ガリカイ氏に頼んで、作らせてもらったことがあるのですが、垂直にハンマーを振り下ろさないと、ワイヤーはまっすぐ伸びてくれません。安定した品質のムビラを作れるようになるには熟練が必要です。 どんなに作業の早い職人でも1日1台程度しかつくることができません。一台一台に大変な労力がかかっていることを理解していただければ、ムビラへの愛着もより一層沸いてくるのではないかと思います。 ●ガリカイ・ティリコティ氏の製作風景 自宅の庭先にある作業場にて。ガリカイ氏…

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マズィタテグルとアフリカ大陸で競演!

先日9/27に東京・吉祥寺のアフリカンバー「アフリカ大陸」にて天才ムビラ奏者兼職人であるガリカイ・ティリコティ氏の息子トンデライとスミのバンド「マズィタテグル」、ハヤシエリカと共演しました。 僕ことムビラジャカナカのマサは現在、主にルケン・パシパミレ氏の伝統スタイルで演奏していますが、元々はガリカイ氏からも習っていました。しかしなが ら、ガリカイ奏法はものすごい早弾きで、高度なテクニックが要求されるので、まずは伝統をしっかりと身に付けたいと考えてルケン氏に師事したのです。 日本で本格的にムビラを演奏できる人たちが少ない中、自分たちのやりたいバンド編成がなかなか実現できていない状況がこれまでありました。そのやりたいバ ンド編成とは、複数のムビラ奏者と複数のホーショー(マラカス)奏者が合奏するもの。ダンスミュージックとして成立するためには、世界最高峰レベルで音の ラウドなジンバブエのマラカス「…

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僕達の無関心が象を殺している

ジンバブエで象のことを「ンゾウ」と呼ぶ。ジンバブエを知る日本人の間では有名な話。遥か遠く離れているのに、この不思議な一致。ジンバブエに親近感が湧いてくるでしょう?  2009年4月に初来日して全国ツアーを成功に終わらせた僕のムビラの師匠「ルケン・パシパミレ氏」のトーテムは「ンゾウ」。トーテムとはある部族が信 仰の対象とする動物や植物などのことで守護神のようなもの。日本人も遥か昔はトーテムを持っていたが、忘れてしまったという。ショナ族のトーテムは野生動 物であることが多いが、自分のトーテムの動物を食べることはタブーである。したがってルケン氏も決して象は食べない。  「えっ、アフリカでは象を食べてるの?」と驚く人もいるかもしれない。あまり知られていないが、アフリカ中央部あたり、そしてジンバブエでも象は密かに 食べられている。僕が数年前ジンバブエ滞在中にも、ある日本人旅行者が「現地の人から象を食…

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2009/1/17「トンデライ歓迎ムビラライブ」満員御礼につき予約終了

HPで告知した1月17日「トンデライ・ティリコティ歓迎ムビラライブ」ですが、あっという間に予約が殺到して、当日の受付が出来なくなってしまいました。当日足を運ぼうと予定されていた方々、誠に申し訳ありません。 トンデライ・ティリコティはWAKA+SUMIとともにジンバブエ本場の儀式演奏をするグループ「MADZITATEGURU IN JAPAN」を結成しました! 「MADZITATEGURU IN JAPAN」のホームページはこちら 2/1にはアフリカ大陸で単独ライブを行いますので、興味のある方は早めに 予約してください。 ●「MADZITATEGURU IN JAPAN」単独ライブ 【日時】2009年2月1日(日) 【場所】アフリカ大陸  http://www.yashizake.com/ 東京都武蔵野市吉祥寺南町2-13-4 オフィスワンB103 0422-49-7302 井ノ頭線、JR吉…

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「マウンギラ・エナリラ」のトンデライ・フィリ氏死去

新年早々に悲しいお知らせをするのはとても残念ですが、現在ジンバブエにおける最高峰のムビラバンド「マウンギラ・エナリラ(ホームページはこちら)」 のメンバー、トンデライ・フィリ氏(1976年生まれ)が2009年1月亡くなりました。詳しい死因などは不明ですが、アメリカのNPO団体 「Matanho Project」の代表Paul Mataruse氏によれば、死期に及んでは十分な医療を受けられず、食事もままならない状態で衰弱していったそうです。 トンデライ・フィリ氏は「ムビラ・ゼナリラ」時代から、ダンサー兼ファシリテーターとしてバンドに無くてはならない存在でした。ステージを縦横無尽に走り 回り、観客と挨拶を交わし、共に踊り、盛り上げる姿を見てファンにならない人はいないでしょう。それほど魅力的な存在でした。 2006年に「ムビラ・ゼナリラ」が分裂して、「マウンギラ・エナリラ」が結成されてからは、ダ…

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ムビラ教本の決定版「トラディショナルムビラスコア」発売のお知らせ

満を持して僕の師匠ルケン・パシパミレ氏のムビラ教本「トラディショナルムビラスコア ルケンパシパミレスタイル」が、本人の全面協力のもとに完成いたしました!  ルケン・パシパミレ氏をご存知ない方に説明しますと、彼はムビラグループ「Mhuri Yekwa Rwizi(ムリ・イェクワ・ルウィジ)」のメンバーとして1983年、ムビラバンドとして初めての海外ツアーを行い、その後も2回ヨーロッパを公演して 回った実績を持つ偉大なグウェニャンビラ(ムビラ名人)です。ムビラCDの定番「Shona mbira music/ショナ族のムビラ2」でも彼若き日の演奏を聞くことができます。  ルケン氏の手にしか存在しない、美しいメロディーを形に残すため、そしてムビラ教室に通えない場所に住んでいる方々の為、ムビラ教本製作を決意したのが 2005年でした。同年の滞在ではレコーディングが終了できず、2006年の滞在中は、レ…

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